2026年9月12日土曜日

巨椋瑞光/和蓮在来種/ハス/大船フラワーセンター/神奈川県鎌倉市

 ハスの和蓮在来種、巨椋(おぐら)瑞光です。

巨椋の名を冠するハスはかつて京都府にあった巨椋池に由来する品種群です。





瑞光にはめでたい兆しの光の意味がありますが、他にも縁起の良い意味を込めた品種が多くあります。その理由として、1つは仏教ではハスが泥の沼からきれいな花を咲かせるその姿から「神聖・清浄」のシンボルとされている事があります。




さらに中国では仏教から「一蓮托生」思想があり、子孫繁栄・夫婦円満の象徴とされてきました。元々は死後の極楽浄土で同じ蓮華の上での転生を意味する仏教用語から転じて、現世でも大切な人と運命や行動を共にするという強い覚悟を意味するようになりました。種が多い事から子孫繁栄の象徴、双頭蓮は夫婦円満の象徴や吉兆として古くから尊ばれてきました。



中国や日本では古くから育成され、突然変異や組み合わせて生まれた新たな品種を大切に受け継いできました。その名に幸福や幸運の願いを込めて命名する文化があったこともその理由です。

瑞光は爪紅の一重咲き、大型です。
日本の古典品種に爪紅の「瑞光蓮」があり、その名の由来になったのかもしれません。

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